先が読めないからうれしい

金儲けが主目的でなくて、純粋に楽しみのためにギャンブルを
やっている時、100戦100勝、いつでもあなたが勝つとしたら
そのギャンブルは楽しいと思いますか?

おそらく、最初は勝ち続けるとうれしいでしょうけど、
そのうちうんざりして止めてしまうんじゃないでしょうか。

スポーツの試合なども同じですよね。
自分がプレーヤーであれ、観客であれ、どちらが勝つか負けるか
わからないから、ハラハラ・ドキドキの興奮が楽しいんですよね。

逆に、今の大相撲の朝青龍のように、ずば抜けて強い力士だと、
どの取り組みもほぼ彼が勝つだろうと思ってしまうので
なんだかつまらない・・・

以前のブログで、人は、安定した、変わらない部分を求める一方、
変わる部分、つまり不確実で予測できないことを期待している
のだと書きました。

これは、最近の脳科学では「偶有性」と呼ぶそうです。

「偶有性」についての詳細は、私の知っている限りでは、
脳科学者、茂木健一郎氏の本「脳」整理法(ちくま新書)が
わかりやすいので、この本をごらんいただくとして、

茂木氏は、

「偶有性、すなわち、半分は規則的で半分はランダム(不規則)
な状態が、脳にとってもっともうれしい体験だ」

と述べています。

個人差はあるでしょうけど、人はあえて結果の読めないリスク
を取ることに快感を感じるということが
脳科学レベルで検証されているわけです。

商品やサービスについても常に変わらぬ良さを維持しつつも、
お客さんの期待をいい意味で裏切る、
新たなことを仕掛けていくことが、お客様の愛顧を
得つづける秘訣であることは間違いありません。

ついでに言えば、人生だって、どう転ぶかわからないけれど
あえてやってみるという生き方が、おそらくもっとも楽しい
んじゃないかと思います。

投稿者 松尾 順 : 2005年12月05日 13:36

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コメント

こんにちは(^.^)
先が読めないから。全くその通りだと思います。

競馬もやりましたから判ります。
人生もしかり。
今は収入源である株式市場の
先を読みたいと思っていますが(^.^;A

投稿者 るり : 2005年12月06日 23:43

るりさん、こんにちは。

収入源は、株式市場なんですね。

おそらく、生計を立てるだけじゃなくて、
株式の先を読む楽しさ(スリル)を感じてる部分も
あるかと思います。

もし、先が読めるようになったら、大儲けできるので
うれしいでしょうけど、たぶん楽しさは
なくなるんじゃないですかね。

投稿者 松尾順 : 2005年12月07日 06:36

おそらく、生計を立てるだけじゃなくて、
株式の先を読む楽しさ(スリル)を感じてる部分も
あるかと思います。

投稿者 ugg boots : 2010年09月01日 14:21

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