DMにしないバースデーカード

演劇集団キャラメルボックスでは、
ファンとの関係づくりをとても重視しています。


例えば、ファンクラブ
(「キャラメルボックス・サポーターズ・クラブ」)
のメンバーには、バースデーカードを送ります。

もちろん、そのくらいやって当然ですが、
文面が違うのです。


普通であれば、次回公演の案内とか、
最新DVDの紹介とかも‘ついでに’掲載するものです。
もろもろ経費がかかりますしね。

しかし、キャラメルボックスのバースデーカードには
お誕生日おめでとう以外のメッセージはありません。

差出人としてキャラメルボックスが記載されているだけ。


代表の加藤昌史氏によれば、
「売り」の要素が入ったら、バースデーカードではなく、
ダイレクトメールなってしまう。

だからそうしないのだそうです。


顧客に送るグリーティングカード
(バースデーカード、クリスマスカード、年賀状など)では、
「売り」の要素が強く出すぎてしまうと、

「親密さ」

が低下します。

「おめでとうなんて、親しげなふりをしながら、
実は「売りたい」という下心が透けて見えるからですね。


キャラメルボックスの場合、

バースデーカードはバースデーカードだ、

と下心をスパッと切り捨て、
お客さんとの良好な関係を作ることに徹しているのが、
実にいさぎよいですね。

投稿者 松尾 順 : 2007年10月14日 07:53

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