スペアボタンはご希望になりますか?

「洋服の青山」の青山商事では、
主力ブランドにつけている

「スペアボタン」

の提供方法を要望に応じて渡す方式に
切り替えるそうです。


スペアボタンって、
スーツを買うと2個くらい無条件でついてきますよね。

でも、ボタンが取れたので、
付け替えるということはほとんどありません。
(飲み屋でよく喧嘩するような人はさておき)


結果的に洋服ダンスの隅に溜まっていく。
(私のスペアボタンもたくさん溜まってます)

でも、ほかに使い道もなく、
最後は捨てるしかないわけです。


それは

「なんとももったいない」

ということで、青山商事では、
希望者だけに渡すということにしました。

もちろん、購入時に受け取らなかった場合でも、
後で必要になった時、連絡すれば郵送してもらえます。


さて、この新しい提供方法ですが
店員の説明ひとつでずいぶん顧客の反応が違うだろうな
と思います。


趣旨をあまり説明しないで、

「スペアボタンはご希望になりますか?
 希望者だけにお渡ししております。」

と聞くだけだと、

「どうせタダだよね。じゃあ、せっかくだから
 もらっておくか」

となってあまり意味がなくなってしまうでしょう。


もちろん、

「使われないボタンを無駄にしないため、
ひいては地球資源保護にも貢献できるから」

いう説明をちゃんとすれば、

「じゃあ、いいや。
 必要になったら連絡すればいいんだしね。」


と答える客が増えると思います。


現場では、意外と本来の趣旨が忘れられてしまい、
実効が出ないことが多いものです・・・

投稿者 松尾 順 : 2008年03月23日 09:30

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コメント

タイトルだけ見たら「現場で見たおかしな日本語シリーズ」かと思ってしまいました。^^;
ビジネスホテルの「ハブラシ」も部屋置きではなくフロント渡しになってましたし、環境保護に名を借りた経費削減が各所で目につくようになってきましたね。

投稿者 課長007 : 2008年03月23日 15:24

課長007さん、まいど!

環境保護と経費削減がセットになるのは
いいとして、消費者にとってのメリットは
なんでしょうねぇ・・・?

投稿者 松尾順 : 2008年03月23日 22:00

その通りだと思います。今の世の中、ムダはムダ。昔のサービス精神で必要だと思ったものが、今や大いなるムダ、ゴミの発生のもとになってると思いますよ。ボタンもそうだし、カケハギ用の生地もあまり使ってないから。コストの圧縮は売値を安くするだけではなくて、原価の圧縮に繋がるはずですから。

投稿者 グリーンエム : 2008年03月24日 22:34

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