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<title>デイリーブログ『マインドリーダーへの道』</title>
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<modified>2010-03-07T01:24:54Z</modified>
<tagline>日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読！マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。

皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。</tagline>
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<copyright>Copyright (c) 2010, 松尾　順</copyright>
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<title>ポテチの「パリッ」という音</title>
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<modified>2010-03-07T01:24:54Z</modified>
<issued>2010-03-07T01:16:32Z</issued>
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<created>2010-03-07T01:16:32Z</created>
<summary type="text/plain">『ポテチの手は売れるか』 でご紹介した実験は、 自分がポテチを食べている時の 脳...</summary>
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<name>松尾　順</name>
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<email>jmatsuo@sharpmind.co.jp</email>
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<dc:subject>メルマガアントレ集</dc:subject>
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<![CDATA[<p>『ポテチの手は売れるか』</p>

<p>でご紹介した実験は、<br />
自分がポテチを食べている時の<br />
脳波の活動を測定したものでした。</p>

<p><br />
では、他人がポテチを食べるのを<br />
見ている人の脳波が一番活動したのは<br />
どこだかわかりますか？</p>

<p>それは、</p>

<p><strong>・ポテトをかじってパリッと音がする</strong></p>

<p>のところだったそうです。</p>

<p><br />
自分が食べている場合と、<br />
人が食べるのを見ている場合では<br />
反応する場所が違うんですね。</p>

<p><strong>この知見を活かし、例えばコマーシャルでは、<br />
お菓子の「パリッ」とか「サクッ」とかの音を<br />
意識的に聞かせるようにしているようです。</strong></p>]]>

</content>
</entry>
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<title>『ポテチの手』は売れるか？</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mindreading.jp/blog/archives/201003/2010-03-05T1126.html" />
<modified>2010-03-05T02:30:57Z</modified>
<issued>2010-03-05T02:26:29Z</issued>
<id>tag:www.mindreading.jp,2010:/blog//4.1219</id>
<created>2010-03-05T02:26:29Z</created>
<summary type="text/plain">タカラトミーから、 今年（10年）6月に発売予定のおもちゃ、 『ポテチの手』 っ...</summary>
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<name>松尾　順</name>
<url>http://www.mindreading.jp</url>
<email>jmatsuo@sharpmind.co.jp</email>
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mindreading.jp/blog/">
<![CDATA[<p>タカラトミーから、<br />
今年（10年）6月に発売予定のおもちゃ、</p>

<p><strong>『ポテチの手』</strong></p>

<p>ってご存知ですか？</p>

<p>すでに、アマゾンでも予約可能です！</p>

<p><br />
『ポテチの手』とは、<br />
ネーミングから想像できるように、<br />
ひとことで言えば、手を汚さずに<br />
ポテトチップスがつかめる</p>

<p><strong>「マジックハンド」</strong></p>

<p>みたいなもの。</p>

<p><br />
アマゾンの商品ページでも見ることのできる、<br />
テレビショッピング仕立ての動画は、<br />
完全にギャグのノリですね。</p>

<p>ゆるい感じのトークがかなり笑えます。</p>

<p><br />
そもそも「おもちゃ」ですから、<br />
当たり前ながら、「実用品」としてではなく、<br />
一発受け狙いの泡沫的商品となるであろうことを<br />
いさぎよく受け入れて開発された商品という印象を<br />
受けました。</p>

<p><br />
<strong>とは言え、『ポテチの手』が果たして売れるか、<br />
脳科学的視点で検討してみましょう（笑）</strong></p>

<p><br />
昨年参加した、</p>

<p><strong>「ニューロマーケティング」</strong></p>

<p>の講演によれば、</p>

<p><strong>人がポテトチップスを食べている時の<br />
脳の活動変化を測定する</strong></p>

<p>という実験が行われています。</p>

<p><br />
この実験によれば、<br />
ポテトチップスを食べる行為は<br />
以下の７つの要素に分けられています。</p>

<p><strong>１　袋を持つ<br />
２　袋を見る<br />
３　袋を開ける<br />
４　匂いをかぐ<br />
５　ポテチをかじってパリっと音がする<br />
６　もぐもぐする<br />
７　指をペロっとなめる</strong></p>

<p><br />
この７つの要素のうち、<br />
一番脳波が活発に活動したのは、</p>

<p><strong>７　指をペロっとなめる</strong></p>

<p>という最後の段階でした。</p>

<p><br />
ポテチを素手で食べる時、<br />
手が油でベタベタしてしまう点が<br />
ちょっと気になりますが、<br />
手についた塩をペロっとなめて</p>

<p><strong>「後味」</strong></p>

<p>を味わうのは、<br />
こよいもない快感であることが<br />
脳科学の見地から実証されている<br />
わけです。</p>

<p>なんとなくわかりますよね。</p>

<p><br />
さて、上記実験を踏まえると、</p>

<p><strong>『ポテチの手』が売れるかどうか</strong></p>

<p>は明白ですね。</p>

<p><br />
店頭で実物を見たときの面白さはあるので、<br />
勢いで買ってしまう人はかなりいそうですけど、<br />
実際使う段階では、脳科学的に見てあまり気持ち<br />
よくない。</p>

<p>したがって、すぐに使われなくなってしまい、<br />
どっかに放置される可能性が高いのではない<br />
でしょうか。</p>

<p>となると、クチコミ伝播力が弱いため<br />
爆発的なヒットには至らないでしょう。</p>

<p><br />
とはいえ、購入者による、<br />
意外な用途開発が登場するかもしれません。</p>

<p>愛の冷めた奥さんが、<br />
ダンナの洗濯物をつかむのに使うとか・・・</p>

<p>対象年齢６歳ですが、<br />
勢いで幅広い年代層にそれなりに<br />
売れそうには思います。</p>

<p><br />
私もこうしてネタとして使わせて<br />
もらったので、お礼に１つ購入します。</p>

<p>仕事中の「ながら食べ」には、<br />
重宝しそうではありますしね。</p>

<p>ちなみに、『ポテチの手』には、</p>

<p><strong>・しおタイプ<br />
・コンソメタイプ<br />
・のりしおタイプ</strong></p>

<p>の３種類があります。</p>

<p>ポテチとのコーディネートもバッチリできます。</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>階数偽装って・・・</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mindreading.jp/blog/archives/201001/2010-01-30T0913.html" />
<modified>2010-01-30T00:16:21Z</modified>
<issued>2010-01-30T00:13:13Z</issued>
<id>tag:www.mindreading.jp,2010:/blog//4.1218</id>
<created>2010-01-30T00:13:13Z</created>
<summary type="text/plain">最近、夕刊を読む人は、 ずいぶん減ったみたいですが。 でも、朝刊よりも力が抜けた...</summary>
<author>
<name>松尾　順</name>
<url>http://www.mindreading.jp</url>
<email>jmatsuo@sharpmind.co.jp</email>
</author>
<dc:subject>メルマガアントレ集</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mindreading.jp/blog/">
<![CDATA[<p>最近、夕刊を読む人は、<br />
ずいぶん減ったみたいですが。</p>

<p>でも、朝刊よりも力が抜けた記事が多くて<br />
コネタ探しに役立つのが夕刊だと思います。</p>

<p><br />
例えば、日経夕刊のコラム</p>

<p><strong>「ところ変われば・・・」</strong></p>

<p>は、海外のちょっと変わった風習や出来事を<br />
紹介する、毎回「へぇーそうなんだ」の記事です。</p>

<p><br />
先日のコラムでは、<br />
香港のマンションでは</p>

<p><strong>「階数偽装」</strong></p>

<p>が当然のように行われている<br />
ということが紹介されていました。</p>

<p><br />
日本でもそうですが、<br />
マンションは高層であればあるほど<br />
格が上というか、イメージが良い。</p>

<p>高い値付けが可能ですし、<br />
住居者も転売時に高く売れるわけです。</p>

<p><br />
<strong>そこで、縁起の悪い４のつく階数を省いたり、<br />
本来１階なのに大胆に５階から始めたりして、<br />
階数を水増しするんですね。</strong></p>

<p><br />
<strong>実際、昨年秋に完成した88階建ての<br />
高層マンションは、実質49階建てとのこと。</strong></p>

<p>２倍近い水増しですが、<br />
どう偽装すればこんなに増やせるのか<br />
不思議です。</p>

<p>現地に行って確かめてみたい・・・</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>『マーケティング・メトリクス』</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mindreading.jp/blog/archives/201001/2010-01-28T1108.html" />
<modified>2010-01-29T09:50:37Z</modified>
<issued>2010-01-28T02:08:02Z</issued>
<id>tag:www.mindreading.jp,2010:/blog//4.1217</id>
<created>2010-01-28T02:08:02Z</created>
<summary type="text/plain">『マーケティング・メトリクス』 は、マーケティング活動を ‘定量的’ に、すなわ...</summary>
<author>
<name>松尾　順</name>
<url>http://www.mindreading.jp</url>
<email>jmatsuo@sharpmind.co.jp</email>
</author>
<dc:subject>マーケティング全般</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mindreading.jp/blog/">
<![CDATA[<p><strong>『マーケティング・メトリクス』</strong></p>

<p>は、マーケティング活動を</p>

<p><strong>‘定量的’</strong></p>

<p>に、すなわち、‘数字’で<br />
評価・検証するために有効な<br />
様々な指標（●●率みたいなもの）<br />
を解説した本です。</p>

<p><br />
いわゆる</p>

<p><strong>「財務諸表データ」<br />
（損益計算書、貸借対照表など）</strong></p>

<p>を使った経営分析の本は、<br />
多数出版されていますよね。</p>

<p><br />
本書は、こうした経営分析の</p>

<p><strong>「マーケティング活動特化版」</strong></p>

<p>といった内容になるかと思います。</p>

<p><br />
マーケティング活動は、<br />
収益を得るためのメイン業務ですから、<br />
当然ながら、その最終成果となる収益に<br />
関わる指標が必要です。</p>

<p>例えば、次のような指標です。</p>

<p><strong>・事業資産営業利益率<br />
・粗利益率<br />
・売上販管費率</strong></p>

<p><br />
ただし、経営分析では主に、</p>

<p><strong>ミクロな企業活動</strong></p>

<p>にフォーカスするのに対し、<br />
マーケティングメトリクスでは、</p>

<p><strong>対象市場の規模やシェア</strong></p>

<p>といった、マクロ・社外的要素も<br />
分析対象に含めます。</p>

<p>具体的には、以下のような指標も<br />
算出し、活用することになります。</p>

<p><strong>・市場成長率<br />
・市場集中度<br />
・市場シェア</strong></p>

<p><br />
本書の著者、田村氏は、</p>

<p><strong>“メトリクスとは数量化された<br />
　判断指標のことである”</strong></p>

<p>と説明されていますが、</p>

<p><strong>「判断指標」</strong></p>

<p>というのは、<br />
重要な意味を含んだ良い表現ですね。</p>

<p><br />
というのも、メトリクスは、</p>

<p><strong>・対象市場を決めたり、<br />
・商品のポートフォリオを考えたり、<br />
・広告出稿先メディアを絞り込む</strong></p>

<p>といった判断のために役立つ<br />
客観的な数値として使えるからです。<br />
（客観的であるが故に社内説得もしやすいわけで）</p>

<p><br />
また、田村氏は、</p>

<p><strong>“どのようなメトリクスを使えるかによって、<br />
　マーケターの能力は大きく変る”</strong></p>

<p>と書いています。</p>

<p><br />
マーケティング活動は、<br />
きわめて複雑で多様な形を<br />
取って展開されています。</p>

<p>したがって、<br />
マーケティング活動全体を<br />
常時把握することは困難です。</p>

<p>ネット（デジタル）革命以降、<br />
その複雑さ、多様さは増大しました。</p>

<p><br />
<strong>ですから、<br />
マーケティング担当者がやるべきことは、<br />
マーケティング活動の良し悪しを<br />
判断するために使える指標（→「KPI」）は<br />
何かを見極め、その指標を活用することです。</strong></p>

<p>ここで、どんな指標を活用できるかによって、<br />
コントロールできるマーケティング活動も<br />
決まってきますから、まさにマーケターの能力<br />
にも直結するというわけです。</p>

<p><br />
本書は、財務諸表や経営分析の知識が<br />
若干ないと難しい内容も含んでいますが、<br />
マーケティング担当者としては、<br />
ぜひ繰り返し読み、「知識」としてではなく、</p>

<p><strong>「使える」レベル</strong></p>

<p>を目指して欲しいと思います。</p>

<p><br />
<a href="http://amazon.co.jp/o/ASIN/4532314968/sharpmicojp-22/ref=nosim">『マーケティング・メトリクス』<br />
（田村正紀著、日本経済新聞出版社）</a></p>

<p><br />
本書の構成（「章」レベル）</p>

<p>序章：マーケティング・メトリクスがなぜ必要なのか<br />
１章：魅力的な対象市場を選ぶ<br />
２章：市場シェアを確保する<br />
３章：売上の収益性を高める<br />
４章：顧客創造で売上を積み上げる<br />
５章：バリュー顧客を狙う<br />
６章：ブランド化で競争力を持続させる<br />
７章：広告で市場普及を加速する<br />
８章：強い販路を構築する<br />
９章：営業力を強化する<br />
終章：組織型ダッシュボード</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>『メディアマーケティング進化論』</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mindreading.jp/blog/archives/201001/2010-01-26T1317.html" />
<modified>2010-01-26T04:22:45Z</modified>
<issued>2010-01-26T04:17:35Z</issued>
<id>tag:www.mindreading.jp,2010:/blog//4.1216</id>
<created>2010-01-26T04:17:35Z</created>
<summary type="text/plain">ブーズ・アンド・カンパニーのコンサルタント、 岸本義之氏の著作、 『メディアマー...</summary>
<author>
<name>松尾　順</name>
<url>http://www.mindreading.jp</url>
<email>jmatsuo@sharpmind.co.jp</email>
</author>
<dc:subject>広告・メディア・編集</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mindreading.jp/blog/">
<![CDATA[<p>ブーズ・アンド・カンパニーのコンサルタント、<br />
岸本義之氏の著作、</p>

<p><strong>『メディアマーケティング進化論』</strong></p>

<p>は、ビジネス・ブレークスルー757chで<br />
放送された番組内容が元になっています。</p>

<p><br />
タイトルには、</p>

<p><strong>‘メディア’</strong></p>

<p>と言う言葉が含まれていますが、<br />
メディアにとどまらず、<br />
マーケティング領域に生息する関係者、<br />
すなわち、</p>

<p><strong>・消費者<br />
・広告主マーケター<br />
・メディア企業<br />
・広告代理店</strong></p>

<p>など、生態系全体を俯瞰しながら、<br />
大きな変化を示している<br />
昨今のマーケティング進化の基本方向が、<br />
手際よくまとめられています。</p>

<p><br />
具体的なノウハウを解説したものではないため、<br />
即効性を期待してはいけません。</p>

<p>様々な場所に生息するマーケターが、</p>

<p><strong>「生き残りのためにはどんな変化に適応し、<br />
　自分を進化させていくべきか？」</strong></p>

<p>についてのヒントを得るために有用な本です。</p>

<p><br />
本書を読んで、<br />
私が特に気になったポイントを<br />
２点お伝えしておきます。</p>

<p>-------------------------------------------</p>

<p><strong>［パーチェス・ファネル］</strong></p>

<p><br />
これは、端的には</p>

<p><strong>「消費者行動モデル」</strong></p>

<p>のこと。</p>

<p>すなわち、消費者（ターゲット）が、<br />
ある商品を認知して購入するまで、<br />
また、その先にある利用や口コミに<br />
至るまでにどのような段階を踏むのか、<br />
を概念化したものです。</p>

<p><br />
古くは‘AIDMA’や‘AMTUL’などがあり、<br />
最近なら、電通が提唱した</p>

<p><strong>‘AISAS’</strong></p>

<p>などがよく知られた<br />
消費者行動モデルでしょう。</p>

<p><br />
本書によれば、<br />
ブース・アンド・カンパニーは、<br />
以下のようなパーチェスファネル<br />
を提唱しています。</p>

<p>-----------------------------</p>

<p><strong>Awareness（認知）</strong></p>

<p>　↓</p>

<p><strong>Consideration（考慮）</strong></p>

<p>　↓</p>

<p><strong>Trial（試行）</strong></p>

<p>　↓</p>

<p><strong>Occasional（一過性）  <br />
Regular（定期的）<br />
Penetration（固定的）</strong></p>

<p>なお、最後の３つ、<br />
Occasional、Regular、Penetration<br />
のことを</p>

<p>「Conversion/Retention（顧客維持）」</p>

<p>と総称。</p>

<p>＊正確なモデル表現は同書をご覧ください。</p>

<p>-------------------------------</p>

<p>ネット革命（デジタル革命）以降、<br />
消費者行動が詳細に把握できるように<br />
なったこともあり、現代のマーケターは、<br />
自社商品が購入され、利用され、あるいは<br />
口コミされるまでの一連のプロセスである、</p>

<p><strong>「パーチェス・ファネル」</strong></p>

<p>をまず明確に把握・理解した上で、<br />
マーケティング施策を立案する必要性が<br />
ますます高まっています。</p>

<p>すなわち、</p>

<p><strong>・消費者行動のどの部分に着目し、<br />
　そこをどのように変化させるのかを決め、</strong></p>

<p><strong>・そしてその変化を起こすためにどんな<br />
　コンセプトやアイディアが有効か考え、</strong></p>

<p><strong>・さらに、上記のコンセプトやアイディアを<br />
　最も有効に展開するためにはどんなメディア、<br />
　ツールを組み合わせかを決める</strong></p>

<p>という手順で、<br />
施策立案を進めるべきである<br />
ということです。</p>

<p><br />
<strong>「メディア・ニュートラル」</strong></p>

<p>という言葉を最近よく聞きますが、</p>

<p><strong>媒体ありき、あるいはツールありき</strong></p>

<p>でマーケティング施策を考えてしまうと、<br />
ターゲット特性やマーケティング目的との<br />
適合性が低く、失敗する可能性が高くなります。</p>

<p>-------------------------------------------</p>

<p>[<strong>マーケティングROI（Return On Investment）]</strong></p>

<p><br />
マーケティングにおける<br />
投下コスト（Investment）に対して、<br />
どれだけの収益（Return）が得られたか、</p>

<p>定量的に示すことの重要性も、<br />
ますます高まってきましたね。</p>

<p>この点もまた、<br />
ネット革命（デジタル革命）の進展によって、<br />
販売データだけでなく、消費者のWebサイト<br />
アクセスデータなど、ROI分析に必要なデータが<br />
容易に得られるようになってきたことが背景に<br />
あります。</p>

<p><br />
「ROI」とは、ひとことで言えば、</p>

<p><strong>マーケティングコスト</strong></p>

<p>の妥当性を検証するものです。</p>

<p><br />
ただし、経営全体としては、<br />
財務的な最終結果である売上や利益に<br />
どれだけ貢献しているかが最も重要とは言え、<br />
マーケティング活動は売上に直結したもの<br />
ばかりではありません。</p>

<p>例えば、新商品発売の場合、<br />
まずは、商品名や商品の特徴を認知・理解<br />
していただくという段階をクリアしなければ<br />
次に進めません。</p>

<p><br />
ですから、当初のマーケティング活動では、<br />
消費者の認知を高めるための広告施策が<br />
当然中心になってくるわけです。</p>

<p>しかし、残念ながら、認知さえ上がれば、<br />
即販売につながるような楽な商品は現在、<br />
ほとんどありません。</p>

<p><strong>このため、広告活動と販売＝売上との関係性、<br />
言い換えると広告の販売貢献度をダイレクトに<br />
示すのはなかなか難しいのです。</strong></p>

<p>ここにマーケティングROIの課題があります。</p>

<p><br />
<strong>実は、この課題を乗り越えるために<br />
上述した「パーチェスファネル」が再び<br />
重要になってくるのです。</strong></p>

<p><br />
マーケティングROIはあくまで、<br />
売上・利益に対するマーケティング活動の<br />
「費用対効果」を示す最終ゴールです。</p>

<p>ですから、ROIを算出したところで、<br />
マーケティング活動をどのように変えれば<br />
ROIが改善できるのかはわかりません。</p>

<p><br />
そこで、そのゴールに到達するまでの<br />
中間指標として設定し、測定すべきものが、</p>

<p><strong>KPI(Key Performance Indicators）</strong></p>

<p>になります。</p>

<p><strong>このKPIは、<br />
パーチェス・ファネルの各段階において、<br />
定量的に把握すべき消費者行動そのものであり、<br />
数値的な目標設定箇所ともなります。</strong></p>

<p>したがって、パーチェス・ファネルに沿った<br />
KPIを設定し、定期的に測定することで、<br />
マーケティング活動の精緻なコントロールが<br />
可能になるというわけです。</p>

<p>-------------------------------------------</p>

<p><br />
<a href="http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569773125/sharpmicojp-22/ref=nosim">『メディアマーケティング進化論』<br />
（岸本義之著、PHP研究所）</a></p>

<p>本書の構成（「部」レベル）</p>

<p>第１部：進化の最前線<br />
第２部：生態系レベルの変化<br />
第３部：マーケティングROI<br />
第４部：広告メディア業界の統合と進化<br />
第５部：インタラクティブ・マーケティング戦略<br />
</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>期待の新進男性ジャズボーカリスト！牧野竜太郎</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mindreading.jp/blog/archives/201001/2010-01-17T0023.html" />
<modified>2010-01-16T15:42:09Z</modified>
<issued>2010-01-16T15:23:19Z</issued>
<id>tag:www.mindreading.jp,2010:/blog//4.1215</id>
<created>2010-01-16T15:23:19Z</created>
<summary type="text/plain">先日赤坂で、 若手ジャズボーカリスト、 牧野竜太郎さんのライブを 聴きました。 ...</summary>
<author>
<name>松尾　順</name>
<url>http://www.mindreading.jp</url>
<email>jmatsuo@sharpmind.co.jp</email>
</author>
<dc:subject>メルマガアントレ集</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mindreading.jp/blog/">
<![CDATA[<p>先日赤坂で、<br />
若手ジャズボーカリスト、<br />
牧野竜太郎さんのライブを<br />
聴きました。</p>

<p><br />
日本では数少ない、<br />
男性ジャズボーカル。</p>

<p>比較的有名なのは、<br />
小林桂さんくらいですかね。</p>

<p>小林桂さんは、<br />
ちょっと線が細いものの、<br />
柔らかい歌声が魅力ですね。</p>

<p><strong>牧野さんは太い声質、<br />
伸びやかで、かつ膨らみのある<br />
歌声がGOOD！でした。</strong></p>

<p>オリジナルを聞くと、<br />
ソウル、ゴスペルっぽい雰囲気も<br />
感じられますが、実際、米国留学時代<br />
にブラックミュージックの影響受けてる<br />
そうです。</p>

<p>まだ３０歳の牧野さん。<br />
熟成してくればさらに魅力的な歌声<br />
になるんじゃないでしょうか。</p>

<p>これからがますます楽しみなので、<br />
勝手ながら、応援したいと思います。</p>

<p><br />
＊牧野竜太郎　Official Web Site<br />
 <a href="http://www.jazz-r.com/">http://www.jazz-r.com/</a></p>

<p><a href="http://amazon.co.jp/o/ASIN/B0018OFH3M/sharpmicojp-22/ref=nosim">＊ファーストアルバム『RM』</a><br />
　これも良かった！</p>

<p><br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=rzLADGGcyHA">＊オリジナルソング『You』</a></p>

<p><a href="http://www.youtube.com/watch?v=9M3IrX8RNJI">＊『Stand by me』（鎌倉ダフネ　２００９年大晦日　カウントダウンパーティ）</a></p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>「ニューハイボール」の秘密</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mindreading.jp/blog/archives/201001/2010-01-16T0932.html" />
<modified>2010-01-16T00:35:15Z</modified>
<issued>2010-01-16T00:32:04Z</issued>
<id>tag:www.mindreading.jp,2010:/blog//4.1214</id>
<created>2010-01-16T00:32:04Z</created>
<summary type="text/plain">ウイスキーが 見直されるきっかけとなった、 「ハイボール」 が飲める居酒屋やバー...</summary>
<author>
<name>松尾　順</name>
<url>http://www.mindreading.jp</url>
<email>jmatsuo@sharpmind.co.jp</email>
</author>
<dc:subject>メルマガアントレ集</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mindreading.jp/blog/">
<![CDATA[<p>ウイスキーが<br />
見直されるきっかけとなった、</p>

<p><strong>「ハイボール」</strong></p>

<p>が飲める居酒屋やバー、<br />
このところどんどん増えてますね。</p>

<p><br />
<strong>実は、「ハイボール」は従来、<br />
ウイスキー「1」に対して、<br />
ソーダ（炭酸水）「2.5」の割合で<br />
ミックスしていたそうです。</strong></p>

<p><br />
しかし、ウイスキーを<br />
飲み慣れない層にとっては、<br />
従来の比率ではちょっと濃いし、<br />
アルコールも高すぎる。</p>

<p><br />
そこで、サントリーでは、<br />
昨年秋から比率を</p>

<p><strong>ウイスキー：１、ソーダ：４</strong></p>

<p>と、かなり「薄め」に作ることを<br />
飲み屋に推奨したようです。</p>

<p><br />
おかげで、<br />
口当たりがよくて飲みやすく、<br />
また酔いにくいということで<br />
ハイボールを注文する人が増えた。</p>

<p><br />
ハイボールは、<br />
広告宣伝もうまく行きましたけど、<br />
実は、現場でも知られざる工夫が<br />
あったというわけです。</p>

<p><br />
<strong>ハイボールを薄めに作ることは、<br />
使用するウイスキーが少なくて済むわけ<br />
ですから、利益率も改善します。</strong></p>

<p>飲み屋としては、<br />
願ったり叶ったりの</p>

<p><strong>「ニューハイボール」</strong></p>

<p>なのですね。</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>様々なビジネスに活用されるアンカリング効果</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mindreading.jp/blog/archives/201001/2010-01-15T1236.html" />
<modified>2010-01-15T03:44:21Z</modified>
<issued>2010-01-15T03:36:10Z</issued>
<id>tag:www.mindreading.jp,2010:/blog//4.1213</id>
<created>2010-01-15T03:36:10Z</created>
<summary type="text/plain">前回、アンカリング効果の力を踏まえると、 売り手側が、価格交渉を有利に進めたけれ...</summary>
<author>
<name>松尾　順</name>
<url>http://www.mindreading.jp</url>
<email>jmatsuo@sharpmind.co.jp</email>
</author>
<dc:subject>消費者心理・心理学</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mindreading.jp/blog/">
<![CDATA[<p>前回、アンカリング効果の力を踏まえると、<br />
売り手側が、価格交渉を有利に進めたければ、</p>

<p><strong>「ふっかけた方が得」</strong></p>

<p>ということをお話しました。</p>

<p><br />
では、買い手側が、<br />
売り手のこうした策略を避けるためには<br />
どうしたらいいでしょうか？</p>

<p><br />
最初に相手が提示してきた金額が、<br />
とんでもないものだったら、<br />
具体交渉に入らず、いったん席を立って<br />
時間を置き、改めて再交渉を行うのが正解。</p>

<p><br />
なぜなら、ありえない金額だと<br />
わかっていても、提示された金額に<br />
影響を受けてしまうのです。</p>

<p>なんとか調整しようと交渉を始めたら、<br />
その瞬間から、アンカリング効果の罠に<br />
落ちることになります。</p>

<p><strong>だから、ふっかけられたら、<br />
まず席を蹴って数字をリセットし、<br />
再交渉の機会を持つべきなのです。</strong></p>

<p><br />
さて、アンカリング効果は、<br />
ビジネスのあらゆる場面でまさに<br />
‘効果的に’使われています。</p>

<p><br />
たとえば、寿司屋のメニュー、<br />
にぎり寿司（セット）の価格は<br />
たいてい</p>

<p><strong>「松」「竹」「梅」</strong></p>

<p>の３種類ですね。</p>

<p>価格設定としては、</p>

<p><strong>松・・・2800円<br />
竹・・・2100円<br />
梅・・・1500円</strong></p>

<p>といったところでしょうか。</p>

<p>お客さんの懐の具合もあるでしょうけど、<br />
多くの場合、「竹」が選ばれます。</p>

<p>おそらく、<br />
この選択プロセスの背景には<br />
こんな心理が働いているのです。</p>

<p>↓</p>

<p><strong>「梅」だと、なんだか<br />
安さだけで選んだみたいで、<br />
ちょっと恥ずかしい。</strong></p>

<p><strong>でも、「松」は高いなあ。</strong></p>

<p><strong>それに比べると「竹」は<br />
安いから「竹」のにぎりにするか。</strong></p>

<p></p>

<p>つまり、「松」が基準点（アンカー）<br />
となって、実はそれほど安くもない</p>

<p><strong>「竹」</strong></p>

<p>が安く見えてしまうというわけです。</p>

<p><br />
様々な物販店でも、<br />
客層からみてめったに売れそうもない</p>

<p><strong>値段高めの高級品</strong></p>

<p>を陳列することで、<br />
店舗の格を上げると同時に、<br />
他の本当に売りたい商品を<br />
相対的に安く見せるという手法が<br />
採用されています。</p>

<p>いわゆる</p>

<p><strong>「見せ筋」</strong></p>

<p>ってやつですね。</p>

<p><br />
また、これは倫理的にどうかなと<br />
思いますが、新築の住宅を売り出す際、<br />
最初に短期間だけ、あえて高い価格を<br />
設定して売り出し、顧客の反応を<br />
見ながら徐々に下げていくという<br />
住宅販売を採用するところがあります。</p>

<p><br />
例えば、立地や物件内容的には、<br />
明らかに割高な１億円といった価格で<br />
売り出すのです。</p>

<p>ここでは、1億円が基準点となり、<br />
値下げした場合には、</p>

<p><strong>「3千万円値下げして7千万円で販売」</strong></p>

<p>などとチラシで訴求できます。</p>

<p><br />
すると、お客さんは、</p>

<p><strong>本来、当物件の妥当な価格はいくらか</strong></p>

<p>という判断をする以前に、<br />
元値より３割も安くなってお得だなという<br />
印象を受け、購買意欲が刺激されます。</p>

<p>当初の１億円で売れることはないにしても、<br />
売り手としては、利益の大きい価格で<br />
売れる可能性が高くなるというわけです。</p>

<p><br />
米国の不動産王、ドナルド・トランプは<br />
以前、次のような告白をしたことがあるそうです。</p>

<p><strong>“部下がやってきて、（建築見積）価格は、<br />
　7500万ドルになりそうですという。</strong></p>

<p><strong>　そこで客には、「1億2500万ドルかかりますよ」<br />
　と言っておいて、結局は1億ドルで建ててやる<br />
　わけです。</strong></p>

<p><strong>　要するにずるいことをやってきたわけです。<br />
　でも相手は、いい仕事をしてくれたと思っている。”</strong></p>

<p><br />
アンカリング効果とは、要するに<br />
比較可能な「基準点」を示すことで、<br />
相対的な「差」が際立って見える効果です。</p>

<p>ですから、価格以外にも使えます。</p>

<p><strong>例えば、自分が痩せてるように<br />
見せたければ、自分より太めの友人と<br />
歩くとか（笑）</strong></p>

<p><br />
ただ、アンカリング効果は、<br />
価格において最も顕著に見られることが、<br />
行動経済学では判明しているので、<br />
買い手側はほんと要注意です。</p>

<p><br />
また、商売（売り手）としては、<br />
倫理的な問題をクリアしつつ、<br />
うまく活用したいところです。</p>

<p><br />
（参考文献）</p>

<p><a href="http://amazon.co.jp/o/ASIN/4791765281/sharpmicojp-22/ref=nosim">『プライスレス　必ず得する行動経済学の法則』<br />
（ウィリアム・バウンドストーン著、松浦俊輔、小野木明恵訳、青土社）</a></p>

<p><a href="http://amazon.co.jp/o/ASIN/4314010479/sharpmicojp-22/ref=nosim">『経済は感情で動く』<br />
（マッテオ・モッテルリーニ著、泉典子訳、紀伊國屋書店）</a></p>

<p><a href="http://amazon.co.jp/o/ASIN/4152089792/sharpmicojp-22/ref=nosim">『予想どおりに不合理』<br />
（ダン・アリエリー著、熊谷淳子訳、早川書房</a>）</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>「ふっかけた方が得」のアンカリング効果</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mindreading.jp/blog/archives/201001/2010-01-14T1602.html" />
<modified>2010-01-14T07:12:48Z</modified>
<issued>2010-01-14T07:02:55Z</issued>
<id>tag:www.mindreading.jp,2010:/blog//4.1212</id>
<created>2010-01-14T07:02:55Z</created>
<summary type="text/plain">近年注目を集めている 「行動経済学」 は、人間が必ずしも‘合理的’に判断したり、...</summary>
<author>
<name>松尾　順</name>
<url>http://www.mindreading.jp</url>
<email>jmatsuo@sharpmind.co.jp</email>
</author>
<dc:subject>消費者心理・心理学</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mindreading.jp/blog/">
<![CDATA[<p>近年注目を集めている</p>

<p><strong>「行動経済学」</strong><br />
は、人間が必ずしも‘合理的’に判断したり、<br />
行動したりできるわけではないことを<br />
実験等を通じて検証してきました。</p>

<p><br />
既に「行動経済学」についての書籍が<br />
何冊も出版されていますのでご存知の方も<br />
多いと思いますが、</p>

<p><strong>「人間の意思決定や行動」</strong></p>

<p>に関する様々な「効果」や「法則」が<br />
発見されています。</p>

<p><br />
さて、こうした効果の中で、<br />
最もビジネス、というか商売に<br />
活用されてきたのが</p>

<p><strong>「アンカリング効果」</strong></p>

<p>です。</p>

<p><br />
<strong>これは、最初にある数字を示されると、<br />
無意識にそれが基準（アンカー）となってしまい、<br />
その後の判断が影響を受けてしまうというものです。</strong></p>

<p>よく引用される実験としては、<br />
以下のような質問に答えてもらうものが<br />
あります。</p>

<p><br />
---------------------------------------------</p>

<p><strong>a)国連にアフリカ諸国が占める割合は、<br />
　　　65％よりも高いか、それとも低いか？</strong></p>

<p>　　　＊「65」の数字はルーレットを回して出たもの。<br />
　　　　協力者によっては「10」になるように細工されていた。</p>

<p><strong>b)国連にアフリカ諸国が占める割合は何パーセントか？</strong></p>

<p>----------------------------------------------</p>

<p><br />
a）の質問文には、</p>

<p><strong>65％</strong></p>

<p>という数字が含まれています。</p>

<p>これは、ルーレットを回して出ただけの、<br />
なんら根拠のない数字です。</p>

<p>実験に協力した回答者も、<br />
そのことがわかっています。</p>

<p><br />
それにも関わらず、<br />
ルーレットが「10」＝10％となった場合に<br />
アフリカ諸国の国連に占める割合を<br />
推測した結果は、</p>

<p><strong>平均25％</strong></p>

<p>でした。</p>

<p>一方、ルーレットが「65」＝65％で<br />
あった場合には、</p>

<p><strong>平均45％</strong></p>

<p>という回答になったのです。</p>

<p><br />
つまり、根拠があろうがなかろうが、<br />
最初に示された数字が無意識に基準と<br />
なってしまい、回答が影響を受けて<br />
しまうわけです。</p>

<p>なお、数字を示さない<br />
（つまりアンカリング効果のない）<br />
b)の質問に対する答えは、</p>

<p><strong>平均45％</strong></p>

<p>でした。<br />
（正解：国連に占めるアフリカ諸国の割合：23％）</p>

<p><br />
興味深いのは、<br />
最初に示される数字が</p>

<p><strong>突拍子もないもの</strong></p>

<p>であったとしても、<br />
影響力を発揮するという点です。</p>

<p>例えば次のような質問。</p>

<p><br />
<strong>・サンフランシスコの平均気温は、<br />
　「摂氏292度」よりも高いか低いか。<br />
　サンフランシスコの平均気温は何度くらいか？</strong></p>

<p>摂氏292度なんて、<br />
ありえない平均気温ですよね。</p>

<p>もちろん、<br />
この質問を見せられた実験協力者も、<br />
実際のサンフランシスコの平均気温が、<br />
３桁（100度以上）になるはずはなく、<br />
２桁の数字を推測しました。</p>

<p><br />
それでもやはり、このありえない数字を<br />
示された人の方が、そうでない人よりも<br />
高い平均気温を回答したのだそうです。</p>

<p><br />
<strong>アンカリング効果は、<br />
これほどまでに人の判断を左右する力を<br />
持っているわけです。</strong></p>

<p><br />
そして、商売人たちは、<br />
行動経済学で検証されるずっと以前から、<br />
アンカリング効果の存在を経験を通じて<br />
わかっており、</p>

<p><strong>プライシング（価格設定）や価格交渉</strong></p>

<p>において活用してきています。</p>

<p>端的に言えば、<br />
アンカリング効果を考慮するなら、<br />
売り手側が価格交渉を有利に進めたければ、</p>

<p><strong>「ふっかけた方が得」</strong></p>

<p>ということなのです。</p>

<p><br />
外国の個人商店では、<br />
しばしば値札がなく商店主との<br />
価格交渉で購入金額を決めますよね。</p>

<p>この時、よほど善良な人でないかぎり、<br />
商店主が最初に提示する売値は、<br />
あきらかに「ふっかけ」の高過ぎる値段です。</p>

<p><strong>なぜなら、その数字が基準となって、<br />
利益幅の大きい高値で取引が決着する<br />
可能性が高くなるからです。</strong></p>

<p>ですから、買い手の立場からは、<br />
よほど注意して商談しないとバカをみる<br />
かもしれないということでもあります。</p>

<p><br />
今、個人商店を例に挙げましたが、<br />
国際間の企業対企業の大型の商談でも、<br />
同様のふっかけがしばしばみられます。</p>

<p>日本人はある意味正直すぎるため、<br />
不利な価格で契約に至るケースが多い<br />
ようですね。</p>

<p>信頼関係が既にできている相手は<br />
別として、価格交渉では、<br />
最初に提示された数字は、<br />
相当疑ってかかるべきでしょう。</p>

<p>このアンカリング効果、<br />
ほかにも様々な場面で応用されています。</p>

<p>明日も引き続き、アンカリング効果を<br />
活用している具体ケースご紹介します。</p>

<p><br />
（参考文献）</p>

<p><a href="http://amazon.co.jp/o/ASIN/4791765281/sharpmicojp-22/ref=nosim">『プライスレス　必ず得する行動経済学の法則』<br />
（ウィリアム・バウンドストーン著、松浦俊輔、小野木明恵訳、青土社）</a></p>

<p><a href="http://amazon.co.jp/o/ASIN/4314010479/sharpmicojp-22/ref=nosim">『経済は感情で動く』<br />
（マッテオ・モッテルリーニ著、泉典子訳、紀伊國屋書店）</a></p>

<p><a href="http://amazon.co.jp/o/ASIN/4152089792/sharpmicojp-22/ref=nosim">『予想どおりに不合理』<br />
（ダン・アリエリー著、熊谷淳子訳、早川書房）</a></p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>３Ｄ映画はすごい。</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mindreading.jp/blog/archives/201001/2010-01-10T1013.html" />
<modified>2010-01-10T01:15:31Z</modified>
<issued>2010-01-10T01:13:21Z</issued>
<id>tag:www.mindreading.jp,2010:/blog//4.1211</id>
<created>2010-01-10T01:13:21Z</created>
<summary type="text/plain">この年末年始、 近場で済む手頃なレジャーとして 映画館に足を運ぶ人が増えたようで...</summary>
<author>
<name>松尾　順</name>
<url>http://www.mindreading.jp</url>
<email>jmatsuo@sharpmind.co.jp</email>
</author>
<dc:subject>メルマガアントレ集</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mindreading.jp/blog/">
<![CDATA[<p>この年末年始、<br />
近場で済む手頃なレジャーとして<br />
映画館に足を運ぶ人が増えたようですね。</p>

<p><br />
しかも、通常版ではなく、</p>

<p><strong>「3D（3次元）版」</strong></p>

<p>を選択する人が多く、<br />
シネコンのTOHOシネマズでは、<br />
興行収入が43％の大幅増だそうで！<br />
（日経MJ、2010/01/06）</p>

<p><br />
3D作品は、<br />
大きな立体視用メガネを<br />
かけなければなりませんし、<br />
長時間、ずっと3Dを観続けるのは<br />
結構疲れます。</p>

<p><strong>でも、画面が飛び出してくるのは<br />
迫力満点。とても新鮮な体験です。</strong></p>

<p><br />
初めての人はみんな、</p>

<p><strong>「すごい、すごい」</strong></p>

<p>と口に出して驚いてますね。</p>

<p><br />
まだ3Dを体験されていない方は、<br />
ぜひ一度トライしてみてください！<br />
</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>『イマジン』大合唱</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mindreading.jp/blog/archives/201001/2010-01-09T1459.html" />
<modified>2010-01-09T06:25:26Z</modified>
<issued>2010-01-09T05:59:50Z</issued>
<id>tag:www.mindreading.jp,2010:/blog//4.1210</id>
<created>2010-01-09T05:59:50Z</created>
<summary type="text/plain">日刊メールマガジン『JMM』（2010年１月２日号） において、冷泉彰彦氏が執筆...</summary>
<author>
<name>松尾　順</name>
<url>http://www.mindreading.jp</url>
<email>jmatsuo@sharpmind.co.jp</email>
</author>
<dc:subject>メルマガアントレ集</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mindreading.jp/blog/">
<![CDATA[<p>日刊メールマガジン『JMM』（2010年１月２日号）<br />
において、冷泉彰彦氏が執筆されている</p>

<p><strong>『from ９１１/ＵＳＡレポート』（第４３９回）</strong></p>

<p>によると、ニューイヤーのカウントダウンに<br />
たくさんの人々が集まることで知られる<br />
ニューヨーク・タイムススクエアでは、<br />
ジョンレノンの</p>

<p><strong>『Imagine』</strong><br />
の大合唱が起きたそうです。</p>

<p><br />
ご存知かと思いますが、<br />
『Imagine』の歌詞をひとことで言うなら、</p>

<p><strong>「世界は元々一つだよ」</strong></p>

<p>というものですよね。</p>

<p><br />
従来の米国の風潮的には、</p>

<p><strong>『Imagine』</strong></p>

<p>が唄われることは、<br />
とても考えられなかったこと。</p>

<p><br />
オバマ政権への移行によって、<br />
米国にも新しい風が吹き始めたこと<br />
もあるでしょうけど、同時に</p>

<p><strong>「大いなる地球意識の覚醒」</strong></p>

<p>が広がりつつある兆候とも<br />
言えるんじゃないでしょうか？<br />
（ちょっとオオゲサかな・・・）</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>リサーチとプロモーションを連動させたコミュニティ活用事例</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mindreading.jp/blog/archives/201001/2010-01-06T1118.html" />
<modified>2010-01-06T02:22:01Z</modified>
<issued>2010-01-06T02:18:34Z</issued>
<id>tag:www.mindreading.jp,2010:/blog//4.1209</id>
<created>2010-01-06T02:18:34Z</created>
<summary type="text/plain">今日は、昨年末に開催された 『AvecDAY20009 WINTER　オープンハ...</summary>
<author>
<name>松尾　順</name>
<url>http://www.mindreading.jp</url>
<email>jmatsuo@sharpmind.co.jp</email>
</author>
<dc:subject>Webサイト・Webビジネス</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mindreading.jp/blog/">
<![CDATA[<p>今日は、昨年末に開催された</p>

<p><strong>『AvecDAY20009 WINTER　オープンハウスセミナー』</strong><br />
（株式会社エイベック研究所主催）</p>

<p>において報告された、</p>

<p><strong>ユーザーコミュニティ（企業運営CGM）活用事例</strong></p>

<p>を簡単にご紹介しますね。</p>

<p><br />
「進研ゼミ」でご存知の</p>

<p><strong>株式会社ベネッセコーポレーション</strong></p>

<p>では、</p>

<p><strong>「任天堂ＤＳ」</strong></p>

<p>に中学生を対象とした、<br />
教科書対応の学習コンテンツを<br />
組み込んだ新商品、</p>

<p><strong>『得点力学習DS』（以下「学習DS」）</strong></p>

<p>の導入に当たって、<br />
体験モニターを募集しました。</p>

<p>08年1月の初版第一弾のための<br />
初期フェーズにおけるモニター数<br />
は100名強でした。</p>

<p>応募してきたモニターには、<br />
エイベックが提供するインターネットの<br />
コミュニティシステムに登録してもらい、<br />
継続的なリサーチを行う仕組みを構築。</p>

<p><br />
結果として、<br />
次のような成果を上げています。</p>

<p>------------------------------------------</p>

<p><strong>・発売以前には収集困難な利用者のナマの声、<br />
　すなわち、「利用体験記」を数百件収集できた。<br />
　（初期フェーズでは約240件）</strong></p>

<p><strong>・また、モニター自らが語る同商品の<br />
　「推薦文（リコメンド）」も初期フェーズで<br />
　60件ほど集まった。</strong></p>

<p><strong>・モニターを対象とするリアルなグループインタビューの<br />
　の実施に当たっても、１週間程度で簡単に協力者を<br />
　集めることができた。</strong></p>

<p><strong>・上記の体験記やリコメンドをダイレクトメールを<br />
　始めとする各種広告・販促施策に組み込むことで、<br />
　説得力の高い効果的なコミュニケーションを展開できた。</strong></p>

<p><strong>・モニターの利用実態から『学習DS』を利用することによって、<br />
　従来の紙の添削教材の利用促進にもつながることが判明した。</strong></p>

<p><strong>・上記の事実のおかげで、『学習DS』導入によって従来商品が<br />
　喰われるのではないかというベネッセ社内の不安を払拭できた。</strong><br />
　<br />
<strong>・『学習DS』を子どもだけでなく、<br />
　親も利用してみることで、『学習DS』を通じた<br />
　親子の対話が増えるといった予想外の効果も発見できた。</strong></p>

<p><strong>・体験記を書いてくれたモニターには、<br />
　調査期間終了後、同商品の買い取りを奨めたところ、<br />
　約７割の方が購入してくれ、コミュニティ運用費用に<br />
　充当することができた。</strong></p>

<p>--------------------------------------------</p>

<p><br />
企業が運営するユーザーコミュニティ（ＣＧＭ）は、<br />
多くの場合、「費用対効果」が見えにくいため、<br />
新たなコミュニティ構築とその継続は容易ではありません。</p>

<p>しかし、上記ベネッセの事例のように、<br />
対象商品や目的を絞り込み、運営期間も限定した上で<br />
ユーザーコミュニティを展開するのであれば、<br />
費用対効果も示しやすく、比較的導入しやすいかと思います。</p>

<p><br />
また、販売促進における、</p>

<p><strong>「口コミ効果」</strong></p>

<p>の高さはいまさら申し上げる必要はないと思いますが、<br />
能動的に「口コミ」を創出するためのコミュニティ活用として、<br />
この事例はおおいに参考になるのではないでしょうか。</p>

<p><br />
＊エイベック研究所<br />
<a href="http://www.aveclab.com/">http://www.aveclab.com/</a></p>

<p>＊株式会社ベネッセコーポレーション<br />
　『得点力学習DS』<br />
<a href="http://ds.benesse.ne.jp/">http://ds.benesse.ne.jp/</a><br />
</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>既存客への投資</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mindreading.jp/blog/archives/201001/2010-01-05T1124.html" />
<modified>2010-01-06T06:44:05Z</modified>
<issued>2010-01-05T02:24:33Z</issued>
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<created>2010-01-05T02:24:33Z</created>
<summary type="text/plain">「釣った魚にはエサをやらない」 すなわち、購入してくれるまでは、 熱心に見込み客...</summary>
<author>
<name>松尾　順</name>
<url>http://www.mindreading.jp</url>
<email>jmatsuo@sharpmind.co.jp</email>
</author>
<dc:subject>CRM</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mindreading.jp/blog/">
<![CDATA[<p><strong>「釣った魚にはエサをやらない」</strong></p>

<p>すなわち、購入してくれるまでは、<br />
熱心に見込み客にアプローチするけれど、<br />
顧客になったとたん見向きもしなくなり、<br />
新たな見込み客のハンティングに執心する。</p>

<p>これは、いまだ多くの企業における<br />
営業・マーケティング活動の実態でしょう。</p>

<p><br />
もちろん、近年は、</p>

<p><strong>CRM（Customer Relationship Management）</strong></p>

<p>の思想や、CRMを実行可能にする<br />
顧客統合データベースなどのITシステム<br />
の浸透によって、</p>

<p><strong>「釣った魚にも十分にエサを与える」</strong></p>

<p>こと、つまり、既存客との関係性を<br />
深めることで安定した収益につなげている<br />
企業も増えてきてはいますが。</p>

<p><br />
留意すべきなのは、</p>

<p><strong>「顧客第一主義」</strong></p>

<p>といったスローガンを掲げて、<br />
どんなに強くCRMの重要性を社内に訴え、<br />
また、最新型のCRMシステムを導入しようと、<br />
営業やサービス部門など、顧客接点の最前線<br />
にいる人たちの実際の行動が変わらなければ<br />
成果にはつながらないということです。</p>

<p><br />
では、どうやって最前線の人たちの<br />
実際の行動を変えたらいいのでしょうか？</p>

<p><strong>一番効果的なのは、<br />
評価体系を変更することですね。</strong></p>

<p><br />
例えば、資生堂の場合では、<br />
美容部員の販売ノルマをなくし、</p>

<p><strong>「顧客満足度」</strong></p>

<p>を核とした評価体系に変更しています。</p>

<p>これによって、<br />
製品をガンガン売ることではなく、<br />
お客様に満足していただけるような<br />
接客サービスに自然と力が入るよう<br />
になります。</p>

<p>もちろん、接客サービスの向上が、<br />
結果的に販売にもつながるという<br />
ロジックですが。</p>

<p><br />
中古車買い取り事業の</p>

<p><strong>ガリバーインターナショナル</strong></p>

<p>でも、09年4月頃から、<br />
興味深い評価体系を導入しています。<br />
（日経情報ストラテジー、FEBRUARY 2010）</p>

<p><br />
同社では、</p>

<p><strong>「SP-PRO＝スマートカーライフプランナープロ」</strong></p>

<p>という営業担当職を新設しました。</p>

<p>彼らは、毎月20件くらいまでは<br />
来店客（新規客）の対応ができます。</p>

<p><br />
しかし、それ以外は、<br />
過去の取引客からの紹介を通じて<br />
商談しなければならないということに<br />
なっています。</p>

<p><strong>ただし、紹介を通じた販売については、<br />
来店した新規客に対する販売の2倍の評価を<br />
与えるのだそうです。</strong></p>

<p>たとえば、紹介で10台販売したら、<br />
新規販売20台分の販売実績と同等とみなし、<br />
給料にも反映されます。</p>

<p><br />
ですから、SP-PROの人たちは、<br />
これから取引するお客様に対して、<br />
「売ること」ではなく、むしろ喜んで<br />
いただくこと、信頼を得ることに尽力する<br />
でしょうし、既存客との関係性を深めるため、<br />
フォローサービスにも身が入るようになると<br />
いうわけです。</p>

<p><br />
同社代表取締役会長、羽場兼市氏も<br />
認めていますが、この仕組みは、</p>

<p><strong><br />
「非効率」</strong></p>

<p>なやりかたではあります。<br />
（あくまで短期的には）</p>

<p><br />
なぜなら、一つの商談に十分な時間を<br />
かけるようになるでしょうし、目先の売上げ<br />
にはなりにくいフォローサービスに、より多く<br />
の時間を割くことになるからです。</p>

<p><br />
しかし、この仕組みの狙いは、</p>

<p><strong>“5年、10年先にはSP-PROの力が<br />
　大きく発揮されているだろうと思います”</strong>　（羽鳥氏）</p>

<p>ということなのです。</p>

<p><br />
すなわち、長期的なリターンを狙う</p>

<p><strong>「既存客への投資」</strong></p>

<p>を行っているのが、<br />
SP-PROだと言えます。</p>

<p><br />
実は、いわゆる<br />
CRMに成功している企業の共通点は</p>

<p><strong>「既存客への投資」</strong></p>

<p>に踏み切り、<br />
その成果が顕在化してくるまでの<br />
およそ5－10年の間、</p>

<p><strong>目先の業績向上</strong></p>

<p>を我慢した点にあります。</p>

<p><br />
既存客への投資は、<br />
当初は販売実績の停滞や利益率の低下<br />
にどうしてもつながりやすい。</p>

<p>したがって、目先の効率を犠牲にしても、<br />
顧客サービスに力を入れる企業体制の<br />
構築を主導できるのは経営トップだけです。</p>

<p><br />
ガリバーの例、また資生堂の例も同様ですが、<br />
CRMへの成功には、経営トップの強い意志が、<br />
不可欠だということを痛感せざるをえません。</p>]]>

</content>
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<title>「こだわり」の発信</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mindreading.jp/blog/archives/201001/2010-01-04T1048.html" />
<modified>2010-01-04T01:52:01Z</modified>
<issued>2010-01-04T01:48:54Z</issued>
<id>tag:www.mindreading.jp,2010:/blog//4.1207</id>
<created>2010-01-04T01:48:54Z</created>
<summary type="text/plain">長引く現在の景気低迷期においても、 着実に成長を果たしている企業に 共通点はある...</summary>
<author>
<name>松尾　順</name>
<url>http://www.mindreading.jp</url>
<email>jmatsuo@sharpmind.co.jp</email>
</author>
<dc:subject>広報・コミュニケーション</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mindreading.jp/blog/">
<![CDATA[<p><strong>長引く現在の景気低迷期においても、<br />
着実に成長を果たしている企業に<br />
共通点はあるのか？</strong></p>

<p><strong>あるとしたらそれは何なのか？</strong></p>

<p><br />
お正月、私は改めて<br />
この素朴な疑問を考えてみました。</p>

<p><br />
共通点は確かにあると思います。</p>

<p><br />
抽象的なレベルではありますが、<br />
成長企業の共通点として挙げられるのは、<br />
その企業ならではの</p>

<p><strong>「明確なこだわり」</strong></p>

<p>があることです。</p>

<p><br />
端的にいってしまえば、</p>

<p><strong>・ビジョン</strong></p>

<p>が極めてクリアに定義されている<br />
ということです。</p>

<p><br />
ただし、掲げるビジョンは、</p>

<p><strong>「１兆円企業になる」</strong></p>

<p>といった利己的なものだけで終わらず、</p>

<p><strong>「社会や人々にとっての幸せ」</strong></p>

<p>のために当該企業がどのように<br />
貢献できるかを示していることがポイント。<br />
（そもそも、数値的な目標は「ビジョン」<br />
　とは言えません）</p>

<p><br />
そして、このビジョンを本気で<br />
実現するために、とことんこだわっています。</p>

<p>そこで、成長企業を率いる経営者は、<br />
自社のビジョンを単なるお題目に終わらせないため、<br />
社外・社内に向けて繰り返し語り続けます。</p>

<p>つまり、自社が掲げるビジョンの実現に<br />
コミットしていることを積極的に発信することで、<br />
そうせざるをえない状況にあえて追い込んでいます。</p>

<p><br />
例えば、私たち消費者は、</p>

<p><strong>ユニクロ、無印良品、サイゼリヤ、オーケーストア</strong></p>

<p>といった、<br />
こだわりの発信に積極的な企業のビジョンを<br />
頭（理性）で、あるいは肌感覚で理解していますよね。</p>

<p>また、彼らのビジョンに共感し、<br />
一定の信頼を彼らに持っていますよね。</p>

<p>だからこそ、数ある競合製品の中から、<br />
彼らの製品・サービスが優先的に選ばれるわけです。</p>

<p><br />
逆に、こだわりがない（見えない）企業、<br />
要するに、</p>

<p><strong>・流行に乗っているだけ<br />
・他社を真似しているだけ<br />
・消費者にこびているだけ</strong></p>

<p>の企業は、まぐれで成功することはあっても、<br />
継続的な成長はありません。</p>

<p>なぜなら、こだわりがないので、<br />
そもそも社内外に向けた発信ができませんし、</p>

<p><strong>消費者の共感や信頼</strong></p>

<p>が醸成されないからです。</p>

<p><br />
企業としてはもちろん、</p>

<p><strong>・トレンド・流行<br />
・競合の動き<br />
・消費者ニーズ</strong></p>

<p>を常々把握することは不可欠ではありますが、<br />
それ以前に、時代や消費者に左右されない</p>

<p><strong>ぶれない軸＝こだわり</strong></p>

<p>が企業の存在基盤としてあり、<br />
また、それを社内外に積極的に<br />
発信し続けることが成長の必要条件なのです。</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>カラオケの進化</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mindreading.jp/blog/archives/200912/2009-12-13T0914.html" />
<modified>2009-12-13T00:17:41Z</modified>
<issued>2009-12-13T00:14:13Z</issued>
<id>tag:www.mindreading.jp,2009:/blog//4.1205</id>
<created>2009-12-13T00:14:13Z</created>
<summary type="text/plain">先日、久しぶりに 「カラオケ」に行きました。 私がカラオケにいくのは、 年にせい...</summary>
<author>
<name>松尾　順</name>
<url>http://www.mindreading.jp</url>
<email>jmatsuo@sharpmind.co.jp</email>
</author>
<dc:subject>メルマガアントレ集</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mindreading.jp/blog/">
<![CDATA[<p>先日、久しぶりに<br />
「カラオケ」に行きました。</p>

<p><br />
私がカラオケにいくのは、<br />
年にせいぜい１－２回程度です。</p>

<p><strong>たまにしか行かないので、<br />
カラオケシステムの進化には<br />
毎度驚かされます。</strong></p>

<p><br />
なんと今は、選曲用のリモコンで、<br />
ドリンクとか料理の注文も<br />
できるようになってるんですね！</p>

<p>いやあ、便利になったものです。</p>

<p><br />
また、同じ曲でも、</p>

<p><strong>「生音」</strong></p>

<p>とか、</p>

<p><strong>「リアル音」</strong></p>

<p>とか</p>

<p><strong>「スゴ音」</strong></p>

<p>とか</p>

<p><br />
<strong>「ママ音」</strong></p>

<p>とか、様々なバージョンがあり、<br />
これらの違いがさっぱりわかりません。</p>

<p><br />
ともあれ、一番原曲に近いのは</p>

<p><strong>「ママ音」</strong></p>

<p>かなと思って、</p>

<p><strong>「Your Song」</strong></p>

<p>で選んでみたら、文字どおり原曲のママ、<br />
エルトン・ジョンのボーカル入りライブ映像が<br />
流れました。</p>

<p><strong>カラオケじゃない！</strong></p>

<p>おそらく、オリジナルと一緒に<br />
唄うための練習用なんでしょうね・・・</p>

<p><br />
ボーカル入りのオリジナルバージョンが<br />
まさか、カラオケルームで聴けるなんて、<br />
ちょっとびっくりしました。</p>]]>

</content>
</entry>

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