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マインドリーディングとは?

■超能力開発ではありません!

「マインドリーディング」をそのまま読み下すと、

‘マインド(MIND)をリーディング(READING)する’

ということで、直訳すると「読心術」となりますね。

しかし、本当の意味で相手の心が読めたら、それは「超能力」です。実は私も10代の頃、ユリゲラーさんが来日したりして超能力ブームが起きたこともあり、超能力にハマッタことがあります。ESPカードを自作して、カードの表側から、裏にどんな図形があるか透視するトレーニングだとか・・・(笑)

私が提唱する「マインドリーディング」は、超能力ではありませんし、また、超能力を開発しましょうということでもありません。心理学の分野で言われる「心の理論」をよりわかりやすくご紹介し、また理解を深めてもらうためのキーワードとして「マインドリーディング」を使うことにしたのです。

■「心の理論」とは

「心の理論」は、人の顔色やちょっとしたしぐさ、声のトーン、あるいは様々な日々の行動の背景には、そうした目に見える行動を起こさせる見えない「心」(目的、意図、知識、信念、思考、疑念、推測、好み)の働きがあると考え、「心」の理解ができれば、人の行動が予測できる、つまり読めるであるという考え方です。

■大切なことは「心」と「行動」のつながりが理解できること

「マインドリーディング」で大切な点は、「心」の働きを純粋に知るだけでなく、それが現実の「行動」にどのように反映されるかを理解することです。「心」と「行動」の関連性が理解できれば、相手に、自分がこうして欲しいという行動を取ってもらうために、相手の心に、何をどのように訴えれば良いのかがわかるということになります。

■コミュニケーションに役立つ「マインドリーディング」

コミュニケーションの目的は何だかおわかりですか?単にお互いを理解しあうコミュニケーションもあるのですが、社会生活におけるコミュニケーションの目的は、自分の願う行動を相手にやってもらえることではないでしょうか。特に、ビジネスはまさにこの目的のためにコミュニケーションを行います。営業マンが、様々なやりかたでお客さまとコミュニケートしようとするのは、究極的には自分の販売している商品・サービスを購買してもらうためだということを考えてもらえば、納得してくださるでしょう。

ですから、より良いコミュニケーションには、相手の心を適切に読める力、すなわちマインドリーディングが役に立つのです。