いつでもどこでもできる経営シミュレーション

ナルミヤインターナショナルの社長、成宮雄三氏には、
こんな習慣があるそうです。

“私はよく街を歩くのですが、その時に、

「そこの魚屋さんの売り上げを上げることはできるか」

「あの八百屋さんを儲かる店にするために、自分ならどうするか」

といったことを考えて歩くのです。
言ってみればこれは、経営シミュレーションであり、経営感覚を
磨くためのトレーニングです”

(「チャンスは6時の方向にある」、カンキ出版より)

おお、これはグッドウィルグループ会長、折口雅弘氏が言われる
「当事者意識を持つ」ということだ。

やはり、名経営者は、常日頃から

「当事者意識を持つ」

ことによって経営シミュレーションをやってきている。
だから、自分の会社の経営判断も的確にできるんですね。

確かに、「当事者意識を持つ」ことによって、

物事の本質を見抜き
問題点をあぶりだし
解決策を発想する

というとても高度な思考を働かせる必要があるわけですから。

しかし、経営シミュレーションって、いつでもどこでもできるものなんですね。
いまさらながら気づきました。

投稿者 松尾 順 : 2006年01月22日 11:18

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.mindreading.jp/mt/mt-tb.cgi/111

コメント

コメントしてください




保存しますか?